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キュレーション

リフォームにかかるお金 ガイド 大野 光政 おおの みつまさ facebook ガイドへの取材・講演・仕事依頼 親しみやすく、わかりやすく!がモットーのリフォーム現場のプロ 建設工事業、建築士事務所、宅地建物取引業の会社を経営。自らも一級建築士、宅地建物取引士という立場で建物を調査し、小規模な修理対応から中古住宅の再生に至るまで、建物や施主のライフスタイルに合わせた、わかりやすく、親しみやすいリフォーム提案を心がけている。 参考 http://allabout.co.jp/gm/gp/367/ ______________________________________ 家族と長く暮らせば暮らすほど、愛着の沸いてくる住まい。自分たちで直せているうちはいいのですが、うまく直せなかったり、住まい手が高齢になってきたりと、家の手入れをためらってしまう時もあるものです。 そこで今回は、築40年の家にお住まいのTさんの事例を元に、予算30万円で廊下及びトイレの床と流し台をリフォームした状況をご紹介します。 床のフワフワ感に急に不安を感じた瞬間 廊下床の傷み Tさん夫婦で補修してきたものの、床のたわみはさすがにお手上げの状態でした。 Tさん夫婦は、40年前に現在の土地に住まいを求めました。比較的駅に近く、利便性が高いことから、できるだけこの場所で長く住もうと思っていました。築25年前後から、建て替えや住み替えを検討したこともありましたが、子どもたちが生まれ育ったこの家が消えてしまうような気がして、結局長く住むことを決意していました。 家の不具合箇所については日曜大工で乗り切ってきました。Tさんご夫婦には大工仕事の経験はありませんでしたが、自分たちが住むだけだから、自分たちが困らなければいいと思い、ホームセンターや日曜大工の本で手順を学びつつ、補修をして暮らしていました。 しかし、自分たちで施工する補修にも限界が来ました。数年前に廊下の床の傷みが気になったため、ホームセンターで買って来たクッションフロアを貼って補修していたのですが、廊下とトイレの床がフワフワになってしまいました。上を歩くと床がめり込むような感覚で、これではたまの休みに訪ねてくる孫と子どもたちが不快なのではないかと思ったら、急に今の住まいのあちこちが傷んでいるような不安に駆られてしまいました。 いよいよ業者に依頼。でもいくらかかるのか不安。 今まで自分たちで修理をしてきていたため、リフォーム専門の業者に依頼したことがありません。すでに所帯を持った子どもたちにも聞いてみて、とりあえず近隣の2社に相見積りを依頼することにしました。 廊下の床補修の見積りを業者からもらうにあたり、Tさん夫婦はひそかに予算を30万円と見込んでいました。築年数が古いこともあり、それ相応の費用がかかるのではないかと思ったからです。 2社の見積りを比較したところ、提案内容に若干の差が生じました。A社は床を全部剥がし、下地から全面的にフローリングを施工し直す内容で約27万円、B社は古くなったクッションフロアを剥がし、部分的に下地を補修する重ね張り工法による内容で約18万円でした。 比較検討した結果、Tさん夫婦は見積り金額が安いB社の提案を受け入れることにしました。B社は部分的に下地を補修する内容でしたが、下地の傷み具合をチェックしながら施工することと、下地が傷んでいた場合にその都度相談しながら工事を進めることを提案してくれたことも選定理由でした。 業者の特長を活かして低予算で流し台も交換 Tさんのお住まいは廊下の途中に洗面台、突き当たりに台所があるという間取りで、今回、A社とB社の見積りで大きく異なっていたのは、床工事そのものの費用だけではなく、この水回り設備の移動・補修工賃でした。 水回り設備を一時動かしたり、移設したりする場合、ただそれらを移動させればよいのではなく、給排水を適宜補修する必要があります。今回リフォームを依頼したB社は、この工事を得意としていました。一般的な大工職人は設備工事を手がけることは少なく、通常は大工と設備工にそれぞれ対応してもらう必要がありますが、B社は大工工事と設備工事の対応できる多能工が対応することで、重複する人件費を抑えることができていたのです。 当初、床工事の予算を30万円としていたTさんは、この話をB社から聞いて、以前より気になっていた古い流し台の交換と、和室窓のひさしの補修についても見積りをお願いしました。結果、B社は約14万円の追加見積りを提示してきたので、こちらも一緒に依頼することにしました。 下地のDIY施工が床フワフワの原因だった CF剥がし中 既存クッションフロアを剥がしていきます。DIYで施工した時の接着剤が、床フワフワの原因でした。 業者が廊下床の仕上げ材であったクッションフロアを剥がしていくと、Tさん夫婦が以前DIYで施工した下地のベニア板が出てきました。心配していた根太(ねだ:床を支えている横木)については、B社の現場調査で当初から指摘されていたとおり、痛みがほとんどないため、ベニア板を捨て張り板(下地板)としてそのまま使用し、仕上げのフローリング材を重ね張りで施工することができました。 今回の工事でわかったことは、Tさんがかつてクッションフロアを施工した時に用いた接着剤に問題があったようです。この接着剤の水気が多かったために、下地のベニアが吸湿してしまい、劣化を早めてしまったようなのです。幸いなことに根太は、築年数の古い住宅の割には、太くて丈夫なものを使ってあったため、下手にベニア板を剥がして根太を傷付けてしまうよりは、下地材として使用した方が良いということもわかり、Tさんは改めてプロのリフォームの奥深さを知ったのでした。 約32万円で見た目も使い勝手も一気に向上! では、早速工事前後の様子を見比べてみましょう。 廊下工事写真 【廊下床工事】床のフワフワ感もなくなり、ピカピカのフローリングは、子どもたち夫婦や孫が突然訪ねてきても安心でした。お手入れしやすいので、もっと早くやればよかったと痛感するTさん夫婦なのでした。 流し台工事写真 【流し台交換工事】流し台本体を新品に取替えると同時に、油や水のはねやすい周囲の壁には、キッチンパネルを貼ってもらいました。見た目だけでなく、清掃性も向上しました。 工事DATA 【工事費用内訳】Tさん夫婦は、廊下床工事のリフォーム予算を当初30万円と考えていました。大工工事と水回り設備を得意とする業者を見つけたことで、流し台の交換や庇の補修までほぼ予算で解決できました。 案ずるよりも相談するが易し!(安し?) 今回のケースでは、偶然にも要望する工事を得意とする業者を見つけられたことが、予算を抑えながらリフォームを成功させる秘訣だったように感じます。 Tさんにお話を伺ったところ、「築40年ということで、住み替えについても悩んでいたが、業者さんと話をしたことで、だいぶリフォームで対応できそうだということが分かったし、遠慮なく家のことで感じていることを話せたのが良かった」とのことでした。初対面の業者ではありましたが、「思い切って『どうしたらよいと思うか?』と話してみたことで、プロとしての客観的な意見をもらえたので、その後の判断はとても楽だった」と、Tさんの奥様もおっしゃっていました。 今回のリフォームは築40年のTさんのお住まいにとって、最初の一歩なのかもしれません。これから必要に応じて、リフォーム箇所も増えていくことでしょう。でも業者と遠慮なく打ち合わせすることで、予算化がしやすくなる上、自分たちが見落としていた部分も発見できそうです。皆さんもTさんの事例を参考に、業者とどんどん打ち合わせを重ねてみてはいかがでしょうか。 _________________________________________________________________________ 水道でお困りの方・水回りの相談は弊社へ!! 創業約30年 | 信頼と実績の丁寧接客と適正な価格、たしかな技術が商品です。 TEL 0465−39−2021 _________________________________________________________________________ 給湯器 蛇口 レバー 給水管 給湯管 排水管 追い炊き 水道管 メーター つまり 臭う くさい 破裂 凍結 悪い 漏れ 水圧 弱い 強い 詰まり 染みる しみる 垂れる 浸る 修理 交換 販売 安い 格安 激安 無料 見積 即日 水道屋 安心 確実 にごり 濁り _________________________________________________________________________ 対応地域 : 横浜市 / 川崎市 / 横須賀 / 横須賀市 / 鎌倉市 / 逗子市 / 三浦市 / 葉山町 / 相模原市 / 厚木市 / 大和市 / 海老名市 / 座間市 / 綾瀬市 / 愛川町 / 清川村 / 平塚市 / 藤沢市 / 茅ヶ崎市 / 秦野市 / 伊勢原市 / 寒川町 / 大磯町 / 二宮町 / 小田原市 / 南足柄市 / 中井町 / 大井町 / 松田町 / 山北町 / 開成町 / 箱根町 / 真鶴町 / 湯河原町 / 御殿場市 / 熱海市 / 沼津市 _________________________________________________________________________


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