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キュレーション

リフォームにかかるお金 ガイド 大野 光政 おおの みつまさ facebook ガイドへの取材・講演・仕事依頼 親しみやすく、わかりやすく!がモットーのリフォーム現場のプロ 建設工事業、建築士事務所、宅地建物取引業の会社を経営。自らも一級建築士、宅地建物取引士という立場で建物を調査し、小規模な修理対応から中古住宅の再生に至るまで、建物や施主のライフスタイルに合わせた、わかりやすく、親しみやすいリフォーム提案を心がけている。 参考 http://allabout.co.jp/gm/gp/367/ ______________________________________ 「中古住宅を安く購入して、リフォームで手を加えて愛着あるマイホームにする」というケースは今では珍しいものではなくなりました。立地条件の良いところには、すでに住宅が立っていることが多く、また新築にするには非常に高価になってしまうため、「中古住宅+リフォーム」という組み合わせはジワジワ人気を集めています。 そこで今回は、実際に中古住宅を購入してリフォームされ、自分と家族のために素敵な我が家を手に入れた千葉県市原市のWさんの事例を元に、上手に中古住宅リフォームをするためのポイントや注意点をご紹介します。 家族中心の暮らしを求めて、思い切ってマイホームゲット! 中古住宅リフォーム Wさんが見つけた家は、築28年経っているものの、立地環境の良い物件でした。 今回ご紹介するWさんご一家は、ご主人(30代)と奥様(20代)、そして娘さん2人(1歳11ヶ月、生後2ヶ月)の4人暮らしです。以前は2DKのアパートにお住まいでしたが、勤務先への通勤時間が現在と変わらないことなどを条件に物件を探していた結果、このたびめでたく、千葉県市原市内の中古住宅を購入し、リフォームされました。 マイホーム取得のきっかけとなったのは、今までのお仕事があまりに忙しすぎたこと……。どうしても出張が多くなりがちで、家族と過ごす時間をあまり取ることができませんでした。 家族をもっと大切にしたい、そして家族の夢をかなえたい……、そんな思いからWさんのマイホーム計画はスタートしていました。 夢を追い求めて、物件をじっくり眺めて予算設定! 今回のマイホームを考えるにあたり、Wさんご夫妻にはそれぞれ住まいに対する夢・希望がありました。ご主人は車が好きなので「ガレージのある住まいが欲しい!」、奥様は「家庭菜園ができる庭が欲しい!」というものです。 予算ももちろん重要です。Wさんご夫妻は中古住宅の購入とリフォーム、諸費用などをあわせた総費用を、2,000万~2,500万円として計画することにしました。 マイホーム取得に向けて、希望と予算が明確になったお二人は、インターネットなどを活用して、半年前から物件を探しはじめ、まもなく希望条件に合う物件を2つ見つけました。 しかし、そのうちの1つは下見を申し込もうとした時にはすでに売約済み。結局Wさんご夫妻は、残り1つの物件にターゲットを絞り、実際に下見に行くことになりました。 物件チェックはデジカメをどんどん使おう! 現場チェック中 住まいの現況や痛み具合、コンセントや電話回線の位置など、気になるところは後で見返せるようデジカメでどんどん撮影しておきましょう。 Wさんご一家が初めて対象物件を見に行ったのが、物件を探し始めてから約1ヶ月後のことです。当時ご主人はお仕事で大規模施設の工事管理をしていたこともあり、現場チェックはお手の物。愛用のデジカメを使い、気になる箇所を奥さんとともにどんどん撮影していきました。(後日談ですが、奥様の方が撮影枚数が多かったとのことです。) 自分で写真を撮ることで、不動産屋さんから提示される報告書や写真だけではわかりにくい建物の痛み具合や外観・間取りなども把握でき、商談を進めていく上でとても便利です。一般の方では説明のしにくい部分でも、撮影した写真を印刷しておいて、目印やコメントをつければ打ち合わせもスムーズになります。 さらに、物件購入後のリフォームイメージやプランを考える上でも、非常に役立ちます。間取り図面だけで家族会議をするのは難しいと思いますので、これらのデジカメ写真を有効に活用しましょう。 【教訓1】 デジカメは物件チェック時の必需品! 気になるところはどんどん撮影して、仲介業者やリフォーム業者との打ち合わせ資料にすべし。 紹介された工事業者の見積りが信頼できない! 一式書きの多い見積り リフォームの見積りをもらう場合は、「一式」の多い内訳明細書に注意しましょう。(上記見積りはWさんが実際に業者からもらったものです。) 数回下見に行き、売主および仲介の不動産屋さんと商談を重ね、いくつかの補修箇所やリフォームの必要はあるものの、補修費用については売主の不動産会社の負担、リフォーム費用についてはWさんの負担という話し合いもついたので、いよいよ物件探しから2ヶ月後の頃には土地と建物の仮契約にたどり着きました。 気になる物件金額は1,430万円。この他にも登録諸費用やリフォーム、家具などの購入費用を考える必要があります。 しかしここからがWさんにとって大きな不安の始まりでした。売主の不動産会社が紹介してくれた工事業者からリフォームの見積りをもらいましたが、内訳明細がほとんどなく、「一式」表記の非常に多い(というよりほぼ全部)見積り書でした。 このままでは工事範囲があやふやでトラブルの元にもなりますし、ローン申込のときに添付することができないため、工事業者に説明してもらおうと事務所に電話しましたが、「担当者がいないのでわからない」「担当者と連絡取れない」と繰り返し言われるだけで、結局説明してもらえませんでした。 いよいよ不信感を募らせたWさんは、インターネットで地元のリフォーム業者を検索し、リフォームの見積りをお願いすることになりました。 【教訓2】 リフォームの見積り書をもらう際には、内訳明細書を確認すべし。 工事内容についてしっかり説明してくれる業者を見つけることが成功のカギ。 トラブル発生!売主が約束を守らない! 植え込み 契約前は生い茂った植え込みの伐採・撤去も売主側が実施することになっていたのですが……。 物件探しから約4ヶ月経ち、今度は明細のしっかりしたリフォームの見積りを取ることができたWさんは、不動産購入費用とリフォームを含めたローン手続きが成立したので、建物引渡し後すぐに不動産会社に一括にて支払いを済ませました。 ところがこれがまずかったようです。商談のときに売主の不動産会社が了解したはずの「補修」について、全く実施されていませんでした。 Wさんは再三にわたり対応をお願いするのですが、補修箇所について書面で打ち合わせしていなかったこともあり、売主の不動産会社は「それはできない」「対応するが、いつになるかはまだわからない」などという不誠実な説明で、Wさんはがっかりしました。 その様子を見かねた仲介の不動産業者は、契約の席上に同席していた責任もあり、「補修費用を負担するので、Wさんの知っている業者に依頼して、請求書を送ってください」と言ってくれました。 Wさんにとってはありがたいお話でしたが、後味の悪さが残った感じがして、マイホーム取得の難しさを感じた瞬間でもありました。 【教訓3】 どんなに些細な契約条件についても必ず書面にて打ち合わせすべし。 また支払いについては数%程度の残金を残しておき、約束が果たされるのを確認してからの支払いを心掛けよ。 リフォームスタート!念願の自分らしい我が家へ この物件は築28年が経過していたため、構造部分は比較的しっかりしていたものの、やはり水回りの老朽化はかなり進んでいました。 そこでWさんは水回りのリフォームを最重要ポイントにしました。また古い建物ゆえ、室内ドアの高さが低く、背の高いWさんにとって窮屈な感じがしたため、建具の取り替えも重点的に実施しました。 それではさっそく今回のリフォームのプランと、施工写真を見てみましょう。 図面 築28年ということを考慮し、痛みの目立つ水回りを中心にリフォームしました。また部分的に痛みが気になったベランダや収納スペース、玄関柱などもリフォームしています。 ■キッチン キッチン 汚れや痛みの目立つキッチンを新しいものに入れ替えました。またステンレスパネルをはがすと、下地がほとんど無い部分もあり、必要な下地補強なども一緒に実施しました。 ■収納スペース 収納 収納スペースに生活観がただよっていたため、思い切ってリニューアル。スッキリとした収納空間になりました。 ■浴室 浴室 見た目はきれいに見えた浴室でも、解体してみると土台が腐食していたり、給湯管がボロボロであったりと、表面だけではわからない部分が多いのも現実です。 ■トイレ トイレ トイレは当初そのまま使うつもりでしたが、狭いスペースを有効に使えるタンクレストイレへのリフォームを実施しました。写真では見えませんが、収納スペースもかなり増えています。 総額2,100万円。気になる費用の内訳は? では気になる、今回の土地および中古住宅、そしてリフォームなどにかかった費用について見てみましょう。 費用総額 比較的土地と建物が安く購入できたため、総額2,000万円以内の予算を狙っていましたが、想定外の費用があったため、100万円ほどオーバー。しかし、大満足の我が家になりました。 「家具・家電購入」と「外回り配管交換」の費用は想定外! 点検用桝 建物回りを判断する上で、排水管点検用の「桝」というものがあります。これらをチェックするのも効果的です。 Wさんにお話を伺ったところ、想定外だったのは「家具・家電商品が意外と高かった」ということと、「給排水・ガス管の地面に埋まっている部分の老朽化を考えていなかった」ということでした。 確かに外観ではわかりにくい部分でもあり、建物内部の給排水管・ガス管については、水回り設備(キッチン、浴室など)の入れ替えと合わせて工事を計画していても、地中に埋設された配管について忘れてしまうことがあります。今回は施工時にの比較的早い段階で配管の腐食が見つかったので、早急なる対応ができましたが、Wさんにとっては想定外の出費で驚いた部分でした。 【教訓4】 配管設備についてはリフォームする部分だけではなく、建物全体についても一度調べてみるべし。 築年数が20年以上の場合は特に注意!! 一生付き合えるリフォーム業者と出会えた! Wさんはこの取材の最後に「売主とはいろいろとありましたが、最終的には一生お付き合いの出来るリフォーム業者さんと知り合えたのは、本当に嬉しい出会いでした。」とお話ししてくれました。人生における最も大きな買い物を済まされ、その表情は安堵感に満ち溢れていました。 リフォーム業者との出会いも良かったのかもしれませんが、それ以上にWさんご夫妻が何度も工事中の住まいに足を運び、デジカメで記録を残していたり、営業担当や工事職人と気になる部分について打ち合わせをしっかりされていたのが、快適な我が家を手に入れる一番の秘訣だったように思います。 【教訓5】 工事中は業者任せにせず、現場チェックを忘れずに行うべし! 現場を実際に見ながらの打ち合わせなら、トラブルも大幅に防げる! 「家族との時間をもっと大切にしたい」、そんな思いからスタートしたWさんのマイホーム計画はまだまだこの後も続きそうです。予算に合わせて、少しずつ住みやすい我が家を作っていくのもとても面白いものです。皆さんも素敵なマイホーム作りのために、リフォームも一つの選択肢として参考にしていただければ幸いです。 _________________________________________________________________________ 水道でお困りの方・水回りの相談は弊社へ!! 創業約30年 | 信頼と実績の丁寧接客と適正な価格、たしかな技術が商品です。 TEL 0465−39−2021 _________________________________________________________________________ 給湯器 蛇口 レバー 給水管 給湯管 排水管 追い炊き 水道管 メーター つまり 臭う くさい 破裂 凍結 悪い 漏れ 水圧 弱い 強い 詰まり 染みる しみる 垂れる 浸る 修理 交換 販売 安い 格安 激安 無料 見積 即日 水道屋 安心 確実 にごり 濁り _________________________________________________________________________ 対応地域 : 横浜市 / 川崎市 / 横須賀 / 横須賀市 / 鎌倉市 / 逗子市 / 三浦市 / 葉山町 / 相模原市 / 厚木市 / 大和市 / 海老名市 / 座間市 / 綾瀬市 / 愛川町 / 清川村 / 平塚市 / 藤沢市 / 茅ヶ崎市 / 秦野市 / 伊勢原市 / 寒川町 / 大磯町 / 二宮町 / 小田原市 / 南足柄市 / 中井町 / 大井町 / 松田町 / 山北町 / 開成町 / 箱根町 / 真鶴町 / 湯河原町 / 御殿場市 / 熱海市 / 沼津市 _________________________________________________________________________


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