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小田原の農家の現状を教えてください。
正直農家だけだと食べていくのには非常に困難な状況でいかに多くの商品を作れるかです。もう今の時代は多くの人が辞めていっている。補助金の変更や景気などの影響が大きいのかな。みかん農家だけでは食べていけない。
そう話す秋山さんはみかんを7段・米を3段という膨大な面積で育てる農家さん。
多くの作物はみかんや米・榊・その他多種の作物だそう。
末端のお客さんへの販売方法を教えてください。
この辺の農家の売り先はほとんど農協です。農協とは月々の契約数量を決めておいて出荷します。農協が最終のお客さんへ販売をしてくれる仕組みでたまには市場に販売しに行く形です。
みかんの種類
秋山さん曰く、今の時期のみかんは安いという。それはレベルやブランドによって
変動するが激しいというのです。
今のみかんは宮川早生という種類だそう。酸味と甘味がバランスよいらしいが、ブランドや形質の観点より今後出てくる藤中や大津・長島そして湘南ゴールドには勝てないという。時期により出荷する量・タイミングも非常に大切といいます。
後継者不足
ニュースで農家の後継者不足というのは深刻化していると耳にするが、実際に秋山さんもその内の1人だと言う。正に世論通り、子供は勤めに出て土日に手伝ってくれる程度。後継者不足という現実は変えられない。現状農家一本では食べていけない現実があるから仕方ないという。
美味しい農作物を作って食卓へ供給してくれている農家さんを実際に直撃取材をしたことで気づきや発見がありました。その反面で多くの課題もある業界だと感じました☆秋山さんをはじめ小田原地域の農家さん!!頑張ってください☆
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